今回で5回目を迎える松代町雪ほりツアーは、毎回40人あまりの学生の参加のもと、松代町、早稲田大学の協力により開催されてきました。
松代町には以前より早稲田大学のセミナーハウスがあり、学生は夏期を中心に利用してきました。セミナーハウスには松代の方の協力により運営されていますが、訪れる学生と地元の方との交流はあまり活発なものではありませんでした。しかし、平成9年に松代町を通るほくほく線が開通し、交通の便が飛躍的に改善されたことで冬期でもセミナーハウスが利用しやすくなりました。
そのような背景もあり、お世話になっている松代の方々に「地元の人々との交流を通して何か恩返しができないだろうか」という思いにより、雪ほりツアーが始まりました。
松代町は、冬には何度も屋根の雪かき(地元の方言で「雪ほり」)をしなくてはならないほど雪が積もる日本有数の豪雪地帯です。しかし、それと同時に高齢化率が4割に迫るという過疎化の町でもあります。多くの高齢者では冬の「雪ほり」は想像以上の重労働です。そこで生活レベルで恩返しをしつつ、同時に交流を深めるという目的のもと、雪ほりツアーは行われてきました。慣れない手つきながらも、屋根の上で若者達の声が聞こえるのは楽しいことだ、とお年寄りの方にも喜んでいただいております。
この雪ほりツアーでもただ学生が「雪ほり」をして終わりということではなく、もっと松代の方と交流を深めたいと考え、第2回ツアーより地元民家でのホームスティ(民泊)をツアーに盛り込むことにしました。民泊先では、セミナーハウスの中にいるだけでは経験できないような貴重な体験ができます。たとえば、民泊先の方と再び「雪ほり」をしたり、松代特産のお米や山菜など都会では味わえないおいしい食べ物をいただきながら夜遅くまで語り合ったり・・・。これは雪国の生活を実際に体験できるという点で、より深い交流を持つきっかけになればという思いによるものです。
また、日本がさらに高齢化社会を迎えるにあたって、デイサービスセンターや特別養護老人ホームを訪問することで高齢者の方の現状を見ることにより、より雪ほり活動を深めて行うことができました。
この雪ほり活動での経験は、都会での学生生活では決して体験することのできない貴重な経験になるでしょう。ただ、スキーやスノーボードといった雪の観光的利用・楽しさという一面だけにとどまらず、生活そのものが雪と深く結びついているところを見て触れることにより、社会勉強・社会交流につながっていくのだと思います。松代町を知り、その生活を体験し、地元の人とふれあうことは学生にとってとてもよい経験となるのではないでしょうか。
しかし、このツアーのために、ひいては私たち学生の「雪ほり」のために雪を残しておこうと、本来除雪すべき屋根の雪を学生が来るまで残しておくということも起らないとは言い切れません。東京から行くのですから、手間も時間もかかります。このツアー自体が多くの問題点をもっているのです。しかし、早稲田学生ボランティアセンターはこのツアーに対して自信をもって良いツアーだと誇ることができます。なぜなら今までこのツアーに参加した人、そして地元の方々に喜んでいただいているからです。今回のツアーも参加者・関係者すべての人が「良いツアーだった」と言えるようなものになるようにがんばっていこうと思います。参加者の皆さんも積極的に楽しんでください。
<内容>
日本有数の豪雪地帯である松代町で、主に一人暮らしのお年寄りの方の家の雪下ろしのボランティアを行う。なお、その他に地元の方のお宅での民泊・温泉・スキーを予定。
<日程>
2002年2月8日(金)〜2月13日(水)
<場所>
新潟県東頚城郡松代町
<宿泊場所>
早稲田大学松代セミナーハウス
<参加費用>
\25,000(交通費・宿泊費・食費含む)
<募集人数>
25人
<申し込み締切日>
2001年12月17日(月)午後7時30分
メールは前日まで(その際氏名、所属、電話番号、事前説明会に参加可能かを明記、一つでもかけている場合は返信致しません)
事前説明会(ツアー参加者は、必ずどちらかに参加してください。時間は45分くらいかかります。)
<日程>
2001年12月8日(土)@13:30A15:00
<場所>
早稲田大学学生会館
<連絡先>
E-mail vctt@list.waseda.ac.jp
<申し込み締切日>
2001年12月17日(月)午後7時30分
メールは前日まで
事前説明会(ツアー参加者は、必ずどちらかに参加してください。時間は45分くらいかかります。)
<日程>
2001年12月8日(土)@13:30A15:00
<場所>
早稲田大学学生会館W504
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